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セルフリノベーションで使えそうな床材8種-採用した床材は「フロアタイル」

2019年9月10日

 我が家は中古戸建を購入し、床をセルフリノベーションしました。
 実際に採用したのは「フロアタイル」でしたが、その他にも多数の床材を検討しました。
「セルフリノベーションする」ことを前提に、我が家がなぜ「フロアタイル」にしたのか、「フロアタイル」以外の選択肢のメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

セルフリノベーションに使える床材まとめ

 まずは我が家が比較検討した床材とその特徴をまとめてみます。


値段 施工難易度 備考
フローリング 高い 高い 無垢材などの選択肢がある
フロアタイル カッターでカットできる
置くだけ(吸着式)、はめ込み式、要接着剤など
タイル 高い 高い 高級感があり、土足にも耐えられる
クッションフロア 安い 簡単 隙間ができないので、床に水が染み込まない
長尺シート 高い 業務用、土足にも耐えうるクッションフロア
タイルカーペット 安い カッターでカットできる
置くだけ(吸着式)、要接着剤など
ジョイントマット 安い 簡単 隙間ができる
経年変化に弱い
ウッドカーペット 簡単 規格サイズのみ

セルフリノベーションに使える(使えそうな)床材

フローリング


 一つはフローリングです。木製の床材です。
 フローリングを貼る場合、現状の床材の上に貼れなくもないとは思いますが、一般的には今あるフローリングを剥がして貼ることになると思います。
 このため、重労働であることがデメリットの一つです。
 デメリットでいえば、単価も高くなったり、フローリングそのものが重たいために、作業効率も上がりにくいという点も挙げられます。

 逆にメリットでいえば、無垢材などを選択することができますし、古い家のリノベーションでいえば、先に断熱材を入れるという方法が選択できるという点もあります。

フロアタイル


 我が家が選択したのはフロアタイルです。
 フロアタイルは木目調もありますし、タイル(石材)に見えるものもあります(塩化ビニール素材)。我が家の場合、タイル調にしたかったこともあり、フロアタイルを選択しました。

 フロアタイルのデメリットは(建材はなんでもそうですが)ピンキリであることです。我が家が45cm角、2mm厚のフロアタイルで接着剤で貼り付けていくタイプのフロアタイルを選択しましたが、はめ込み式吸着式のフロアタイルもあります。

 ただ、施工性だけでいうと、フローリング(木)やタイル(石)よりはずっと簡単であることは間違いありません。我が家が採用したのは45cm角でしたが、1枚ずつ運びやすく、端の処理もしやすい、厚みもないのでカットしやすいというメリットがありました。ただし、「円形」や「巾木&ドアキャッチ」に合わせてカットする、というのは難しかったです。

タイル


 タイルというと、前述のように塩ビ素材でできているもの以外にも、磁器でできているものもあります。本格的な素材であり、玄関に採用されることもあります。

 加工するのが難しい、貼り付けもセメントが必要である、屋内では足がひんやりしすぎることなどが難点ではありますが、土足で歩くところや「ここだけはこだわりたい」というところには向いています

クッションフロア


 我が家がフロアタイルの前に検討していたのがクッションフロアです。シート状の素材であり、幅が90や180cmなどで販売されており、扱いやすいというメリットがあります。ホームセンターでも取扱があります。
 最近のクッションフロアでは凹凸・デコボコが表現されているものもあり、高級感すらあるクッションフロアもあります。それでいて値段も安く、カッターで簡単にカットができ、施工しやすい、隙間ができないので下に水や汚れが染み込まないというメリットだらけの建材です。
 ただ、フロアタイルと比較してしまうとやはり安っぽさが否めない、幅があるので狭いところでの作業は難しいという点から、我が家では却下しました。

長尺シート


 クッションフロアの次に検討していたのが長尺シートです。
 長尺シートは簡単にいうとクッションフロアの高級版店舗などでも使用され、土足にも耐えられますクッションフロアよりも分厚いです。
 値段はクッションフロアとフロアタイルの中間あたり、といったところでしょうか。
 難点は「セルフリノベーション(DIY)レベルでは施工できない」と言われていること。実際にサンプルを請求してみたのですが、個人的には「できないことはなさそうだけど、レベルは高そう」という感じでした。

タイルカーペット


 リビングはタイルカーペットにするつもりで、実際にホームセンターで購入予定、カートに入れる直前で辞めました。
 理由としては主人がフロアタイルに一目惚れしてしまったからなのですが、リビングやダイニングではタイルカーペットという選択肢も十分「あり」だと思います。子供やペットの足にも優しいですし、汚れたら1枚だけ剥がして洗うこともできます。
 価格もピンきりですが、フロアタイルよりは安くなります。ものによっては半値くらいで買えます。
 施工性もフロアタイルと同じレベルだと思います。

ジョイントマット


 我が家が和室に敷いたのがジョイントマットでした。
 ジョイントマットは安い、クッション性が高いというメリットがある反面、安っぽい、ジョイント部分に隙間ができるというデメリットがあります。
 我が家の場合、ジョイントマットは子供が小さいうちだけ、という前提で使うことにしました。使用したジョイントマットはこちらのもので、賃貸物件で使っていたものをそのまま流用しました。

ウッドカーペット


 我が家では検討しなかったのですが、ウッドカーペットも選択肢になると思います。カーペットのように広げるだけでフローリングになるアイテムです。
 我が家が検討しなかった理由としては、我が家のLDKで15.7畳、和室で5.7畳という中途半端なサイズだったためです。規格サイズの部屋(6畳や8畳)であれば敷くだけで簡単リフォームができますが、我が家のような中途半端なサイズになるとカットが必要になってしまいます。

サンプル請求やホームセンターで実物確認を!

 我が家では、サンプルだけで20種以上確認しましたし、実物をホームセンターで確認したりもしました。その中で、ホームセンターでも取り扱いがある(=すぐに手に入れることができる)フロアタイルという選択肢になりました。
 実際にサンプルで色を確認したり、ワックスを塗ったり、カットしてみることはセルフリノベーションでは重要なことです。
 我が家がサンプル請求で特にお世話になったのが壁紙屋本舗さんです。20点までサンプル請求できますから、セルフリノベーションを検討されている方は注文してみてはいかがでしょうか。

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