我が家の食器の数は別記事にも書きましたが、多くはないのですが、少なくもない感じ。できればこれ以上増やしたくないのですが、最近になってニトリのスキレットというものを知ってしまいました。
スキレットがあれば
・夕飯のカレー・パスタなどの盛り付けがおしゃれになるし、温かいまま食べられる
・今まで作れなかったステーキもできるはず(皿に乗せるだけだと味気ないと思っていた)
と、いう黙阿弥と、
・ホットプレートもある
という調理器具をこれ以上増やしたくないという葛藤に阻まれていました。
あと、ニトリの場合にはサイズも15cm(16cm)と19cmと2種類あり、主人(100kgオーバー)には19cmだけど15cmの方が一般的だし…と悩みに悩んでいました。
そして。
2つ合わせても1,000円以下(台を合わせると約1,600円)なんだから、失敗してもいいや! と思い、購入することにしました(ホント、悩みました・笑)
目次
ニトリのスキレットを購入しました
悩みに悩んでニトリのスキレットを買いました。ニトスキとも言うそうですね。
私たちは夫婦ふたりなのですが、主人がよく食べるので19cmが1つ、15cmが2つという選択にしました。
その他、ニトリで木の台とダイソーで持ち手を購入し、意外と大きな出費となってしまいました(笑)
・ニトリ スキレット鍋 19cm 799円
・ニトリ 木台 角型 S 399円×2=798円
・ニトリ 木台 角型 M 498円
・ダイソー 印鑑ケース 108円×2=216円
【合計】3,307円
木台は丸型やコルクマットの方が安いです。
持ち手の部分について
持ち手は熱くなってしまうので、カバーが必要です。
私はダイソーの印鑑ケースで代用しましたが、ニトリには専用のもの(ハンドルカバー)もありました。
ちなみに、みなさんライターケースやメガネケースで代用されているようです。
私は印鑑ケースの上の部分をハサミで切って使いました。使ってみた感じ、やや熱いという感じです。分厚いライターケースがあればそちらの方がいいです。
ニトリのスキレットを初めて使うとき
「長くお使いいただくためのポイント」というのが付いてきますので、そちらを参考に「シーズニング(油ならし)」というものをやってみました。
ちなみにシーズニングというのは「全体に油をなじませ、油の膜をつくり、商品をサビにくくすること」だそうです。
「台所用中性洗剤を使ってよく洗い、サビ留め用の食用油を洗い流す」
「お湯で洗剤を十分に流し、水気をよくふき取る」
この時点で何か不思議な臭いがしました。サビ留め用の油の臭いだと思います。
普通にお湯で洗いましたが、不安だったので、もう1度洗い、電気ケトルの熱いお湯も使いました。
「本体を火にかけ、水分が蒸発し始めたら火を止める」
水分を拭いて、火にかけます。ニトリのスキレットはIHに対応しているのがいいですね。
「食用油を引いて火にあけ、しょうがやねぎを強火で炒める」
どこかのサイトで野菜くずでもいいとのことで、ネギの緑の部分を炒めました。
「油が全体になじんだら、炒めた野菜を捨てる」
これでシーズニングは完了です。色々戸惑いましたが、15分くらいでできました。
実際に料理してみました
ちょっとテンションが上がってしまったので、そのまま料理してみました。
蓋は鍋の蓋でも使える
蓋は鍋の蓋を使いました。やや大きいですが、こだわらなければ大丈夫かな、という感じです。
ニトリでは蓋の取り扱いがないので、100均の蓋で代用したり、スキレットを重ねたりと工夫が必要です。
焦げ付いた
テフロン加工に慣れすぎて、油の量を間違えました…。
次回から気を付けたいと思います。
焼きそばが完成
お昼ごはんの焼きそばです。これだけでおしゃれに見えまるような気がします。
スキレットのメリット
おしゃれ
これだけで大したことない私の料理が、おしゃれなカフェで出された料理のように見えるようになりました。
温かい
食卓に持って行って「温かい」というのがいいですね。お皿に盛るとお皿の冷たさが料理に移ってしまい、冷めてしまいますが、スキレットだと温かいまま食べることができます。
熱いままだと食べにくいかな、と思っていたのですが、左側に持ち手を持ってくることで、そんなに食べにくいということはありませんでした。
洗い物は減る
今まではフライパン+お皿(計2枚)を洗う必要がありましたが、スキレットの場合にはスキレットのみ(計1枚)を洗えばOKです。
また、取り扱いを気を付けなければならないので、毎食後すぐに洗い物をするようになりました。
スキレットのデメリット
スキレットのサイズが小さいので、火が怖い
小さいサイズのスキレットだと、火が怖いです。
我が家はIHなのですが、スキレットはIHの円より小さいです。その円を触ってしまいそうで…
油の加減が難しい
テフロン加工のフライパンに慣れていると、油の加減が難しいです。特に最初は油が馴染んでいないので、料理が張り付いてしまうこともあると思います。
コンロが2箇所埋まる
大きなスキレットで作る場合にはいいのですが、小さいスキレットで1人分を作る場合、2人分を作るには2つのコンロ、3人分は3つのコンロが埋まってしまいます。
また、2つのコンロで1人分ずつ作れば、その分光熱費もかかってしまいます。
ただ、熱伝導率がいいためか、火力は一段階小さくても十分料理ができます。
小さいから料理がしにくい
私は早々にソースをこぼしました(笑)慣れるまでははみ出したり、こぼしたりすることがあると思います。
私のような大雑把な人間だと慣れるまでが大変です。
洗い方もコツが必要
昔の鉄製フライパンと同じ洗い方なのですが、台所用中性洗剤は使わず、スポンジで汚れを落とします。サビの原因にもなるので、よく乾かす必要があります。慣れるまでが大変そうです。
収納の幅が必要
我が家は一箇所、スキレット用の収納を確保しました。
スキレット+木台(鍋敷き)の収納が必要です。普通のパスタ皿くらいの収納は必要です。
実際にスキレットで料理をしてみました
料理は得意ではないのですが、スキレットのおかげでそれなりに見える…はず?
超!美味しく変換さんで写真も加工させていただいています。
焼きそば
すき焼き風
スキレットが小さいので、豆腐をひっくり返す際に崩れやすいです。
うどん
ラーメン
昼食のラーメン。自分ひとりのご飯だったので具材が質素ですが、スキレットでスープを温められるので調理は楽でした。
フレンチトースト
食パンの耳と切ってから作ったのですが、柔らかすぎて一体化しました。
こちらのレシピで作ったのですが、びっくりするほど美味しかったです。
イカの姿焼き
こちらは19cmで作りました。スーパーで売られている味付きのイカを焼いただけですが、食卓ではインパクト大でした。
ハンバーグ
カレーライス
15cmだとちょっと小さいかな、と思っていたのですが、実際にはぴったりサイズでした。チーズカレーやカレードリアもチャレンジしてみたいです。
キーマカレー
焦げ付き防止で他のフライパンで作って移し替えましたが、スキレットで作っても良かったかもしれません。
ステーキ
我が家にフォークがないことに気付き、慌てて切ってから焼きました。15cmスキレットですが、一枚肉でも楽しめるサイズだと思います。
2人分を作るにはちょうどいいサイズです。
肉じゃが
圧力鍋で作った肉じゃがをスキレットに移してお皿代わりに。食卓に持っていっても温かいです。
秋刀魚の蒲焼
出来合いのサンマの蒲焼きを焼いただけ。夜中だったので添え物を省いてしまいましたが、副菜もあればそれっぽい食事に見えるかも?
ビーフシチュー
ビーフシチューは写真映りがアレですが、味は美味しかったです。圧力鍋で作って、スキレットはお皿代わりに。
豚の角煮
豚の角煮(大根多め)。圧力鍋で作ってスキレットに移しました。
焼き魚
焼き魚は大きい方のスキレットがぴったりサイズでした。温かいまま食卓に出せるのがいいです。
目玉焼き
朝食。スキレットが小さいので野菜をひっくり返すペースが狭いです。
餃子
餃子は15cmでぴったりサイズでした。見た目もいい感じです。
肉団子+もやし
THE夕食、といった適当飯ですね(笑)適当でもそれなりに見えるのがスキレットのいいところです。
鶏肉の炒め物
こちらもTHE夕食。下記のサイトさんの味付けを参考に作ったのですが、主人が「なにこれすごい」と驚きながらバクバク食べていました。
参考:カリカリチキン(鶏ムネ肉)の甘酢ねぎダレ|JUNAオフィシャルブログ
卵焼き
一人分の卵焼き。これは今まで使っていたフライパンより作りやすかったです。
どこで買えばいいの?
ニトリのスキレットはニトリのお店、公式HP等から購入できます。ニトリ楽天市場店では扱いがありません。
ニトリ以外では、LODGE(ロッジ)のスキレットがメジャーだそうです。こちらはAmazonでも購入できます。ニトリはちょっと…という方におすすめです。他にも以下のような特徴があります。
・IH対応
・専用の蓋
・グリルパン