リメイク・DIY 中古住宅

原状回復可能!フローリングのコーキング剤代用品3種は?

2020年5月10日

我が家はフロアタイル(ビニールタイル)にセルフリノベーションしたのですが、問題となるのが「端」の処理でした。
 あまり気にしすぎる必要もないのかもしれませんが、フロアタイルの場合、隙間から水が染み込んでしまう可能性がゼロではないといいます。フロアタイル同士の隙間は仕方ないとしても、フロアタイルと壁(巾木)との間だけはコーキングのような処理はしておきたい…でも、コーキング剤は剥がせないし…

 ということで、我が家が採用した「貼って剥がせるコーキング剤代用品」をまとめてみたいと思います。

賃貸でもできる!原状回復可能なコーキング剤代用品

メンディングテープ



 コーキング剤代用品の一つはメンディングテープです。メンディングテープは文房具の一種で、テープの上に文字が書け、剥がしやすいのが特徴です。最近ではコンロ周りや洗面台、巾木の上など、汚れやすいが掃除もしにくい場所に貼っておかれる方もいらっしゃいます。我が家も写真のように、洗面台のコーキングの上に貼っています。


 また、我が家では写真のように食器棚とフロア材の隙間にもメンディングテープを貼っています。埃が侵入するのを防ぐためです。


 このメンディングテープですが、フロアタイルの端に使えなくもないです。
 というのも、我が家のフロアのカラーが黒に近い灰色なのですが、白みがかったメンディングテープでは、写真のように色が浮いてしまうというデメリットがあります。
 我が家では一階のフロアの「端」全体にメンディングテープを貼ってしまったのですが、特に明るいリビングではメンディングテープを貼った部分が目立ってしまい、別のコーキングに変えました。

 また、これは建材の方の問題なのですが、メンディングテープを張り替える際、勢いよく剥がしたら建材の塗装の一部が剥がれてしまいました…特に賃貸物件では安い建材が使われていることも多いと思いますから、剥がす際にはゆっくり剥がすことをおすすめします。

トイレのスキマフィル



 我が家がリビングに採用したのは「シャープ化学 トイレのスキマフィル MSP1-35 100ml クリア」です。
 透明であり、かつ剥がせ、曲線部分もコーキングしやすい、それでいてそれなりに安いというメリットがあります。


 写真のように、手でこするとボロボロにはなりますが、キレイに剥がすことができます。

 デメリットは3つ。
 1つはメンディングテープよりは高くなってしまうこと。一般的なコーキング剤と比較しても高めなので、我が家ではリビングと玄関にしか使えていません。
 もう1つは見た目。透明なコーキングとはいえ「テカリ」があります。このため、コーキングをキレイな塗らないと透明とはいえ見た目が美しくありません。
 3つ目が最大の難点で、このコーキングはやや湿り気というか、しっとりした感触があります。このため、完全な乾いているにも関わらず、埃がかかると張り付きやすいというデメリットがあります。

マスキングテープ


 ちなみに我が家が使えなかったアイテムの一つがマスキングテープです。マスキングテープの場合、経年変化が心配だったこともありますが、一番の要因は巾木とフロアの色が異なること。完全に透明なマスキングテープがあれば選択肢になったかもしれませんが…

場所に合わせてコーキングを

 以上のように、我が家ではメンディングテープとトイレのスキマフィルの2つを組み合わせて使用しています。
 今のところ、剥がしてもあと残りすることはないので、賃貸物件でも使用できると思います(自己責任でお願いします)。

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