目次
メタルラックをリメイクしました
主人が独身時代から何年も使っているメタルラックです。結婚してもずっと使っているのですが、ある日ふいにリメイクしようと思い立ちました。と、いうのも、黒のペンキが余ったので、何かに使えないかと検索しているうちに、「メタルラックのリメイク」をされている方を多く見かけたからです。
ちなみに、今回のやり方は結構面倒です。とりあえず黒のメタルラックが作りたい、という方は、スプレーで塗ってしまっていいと思います。
メタルラックリメイクのbefore

とても乱雑ですよね(笑)
炊飯器を中段にしたらレンジに蒸気が当たって、レンジを動かして、ゴミ袋は全部ラックにかけて…なんてやっていたらこの有様でした(笑)使い勝手はいいんですけど、生活感だらけですよね(^_^;)
メタルラックリメイクのafter

棚に荷物を入れてない状態ですが、ひとまず完成です。下に新聞紙は後日外す予定です。
主人は「冷蔵庫の色と合ってすっきりした」と言ってくれるので一安心です。最近の言葉でいうと、男前インテリアになるのかな、と思ってます。黒ペンキなので、アイアン風に見えなくもないかな、と思っています。
後日天板と棚板を入れました。
メタルラックリメイクの材料費
・メタルラック 元々あったもの=0円・アサヒペン メタルプライマー 300ML クリヤ
・アサヒペン 油性スーパーコート 0.7L ツヤ消し黒(1/2使用) 1,780円
・カンペハピオ 得用ペイントうすめ液 400ML
【材料費計】2,949円



メタルラックリメイクの道具代
メタルラックをリメイクするのに必要な道具です。・刷毛(大) 元々あったもの=0円
・刷毛(小) 元々あったもの=0円
・マイナスドライバー(ペンキの缶を開けるため) 元々あったもの=0円
【道具代計】0円
ペンキ関係は以前実家の壁を塗ったので、刷毛などの道具類は揃っていました。
実際にホームセンターで購入しても1,000円しないで購入できます。



メタルラックリメイクのその他消耗品代
メタルラックをリメイクするのに必要なその他の消耗品などです。・古新聞(養生用) 0円
・ビニール袋(養生用) 元々あったもの=0円
・段ボール(乾かすため) 0円
・サンドペーパー 188円
・スポンジヤスリ#240 98円
・雑巾 元々あったもの=0円
・軍手 元々あったもの=0円
・汚れてもいい服装 元々あったもの=0円
・ペンキを入れる容器(肉の容器)=0円 ※おすすめしません!
【消耗品等計】286円





メタルラックリメイクの作業時間
7時間(8時半~15時半)でした。乾かす時間を含めていません。20時には乾きましたので、ほとんど1日使っています。
メタルラックリメイクにおいて、参考にさせていただいたサイト様
・メタルラックリメイク/キッチンのインテリア実例こちらの色合いを参考にさせていただきました。
・【ルミナススチールラックのリメイク*塗装】
アクリルスプレーで塗装されている方です。私自身はペンキで塗ってしまいましたが、とても参考にさせていただきました。
メタルラックリメイクの作業手順
汚れてもいい服装に着替える
まず、汚れてもいい服装に着替えます。
ペンキで汚れてもお風呂に入ればいいや、と思っていたので、基本は半袖短パン(真冬)で作業しましたが、ジャージがある方はジャージなどでいいと思います。
荷物の片付け
メタルラックに置いてある荷物を移動します。移動したのはいいのですが、レンジと炊飯器を除けば、段ボール2つに収まってしまいました。
どれだけ空間をムダにしていたのでしょう…
メタルラックを分解する
荷物が片付いたらメタルラックの分解です。主人いわく「組み立てたきり分解したことがない」というだけあって、かなりがっちり組まれていました。棚が外れないので、4隅を行ったり来たり。これだけで20分かかりました(>_<)
最下段だけは逆さまにして外したので楽でした。
プラスチックの部品を洗剤液に漬けておく
高さを調節しているプラスチックの部品は、作業の間食器用洗剤を水で薄めた液体に浸して置きました。

養生する
今住んでいるところが賃貸なので、汚れないようにがっちり養生します。
古新聞を並べ、その上にビニール袋を敷きました。ただ、これだけで20分かかりました(^_^;)
趣味でリメイク(DIY)をやる方は、ホームセンターの工作室を借りるか、養生板やブルーシートを買っちゃった方がいいです。実際後の工程で容器が壊れてペンキが染み出します。こうなると、かなりビビりますので…
換気する
このあと錆を取ったり、ペンキの作業が入るので、換気します。真冬に窓を開けて換気扇を回しました。動いていると極寒ではないのですが、やっぱりちょっと寒かったです。
メタルラックを雑巾で磨く
サビ取りの作業に入ります。
サビ取りはサンドペーパーやスポンジヤスリでやるのですが、その前に長年の汚れを落としておいた方が、サビ取りも捗ると思うので、まずは雑巾でしっかり拭きます。

スポンジヤスリで磨く
次にスポンジヤスリで実際にサビを取ります。
使ったのは#240のスポンジヤスリ。みるみるうちにサビが取れるので、結構快感です。


細かい部分やしつこいサビはサンドペーパーで磨く
スポンジヤスリでも落ちなかった部分は、サンドペーパーで磨きました。
#240を使っていたつもりが#150でした。あんまり粗いと傷になるのでおすすめしません。#240でいいと思います。
写真は磨き終わった状態ですが、落ちないサビもありました。このままプライマーをかけます。

プライマーをかける
ペンキがよく乗るようにプライマーを吹きかけます。両面に吹きかけます。

また、この写真では支柱が寝そべったままですが、実際には棚と同じく、段ボールに並べた方がいいです。ペンキを塗ったときに、ビニール袋も溶けてくっついてしまいましたので…

プライマーを乾かす(お昼休憩)
8:30に始めて、この時点で11:00でした。プライマーを乾かしながら、お昼休憩です。
プラスチック部品を洗う
プライマーを乾かしている間にプラスチックの部品を洗いました。
漬けていたため、何もしないでキレイになっていたと思い込んでそのまますすいで乾かしてしまいましたが、実際に乾いてみたら汚れている部分もあったので、スポンジなどで洗った方がいいです。
窓辺に並べて乾かしました。

容器にペンキと薄め液を入れる
必ず汚れない服装+軍手やゴム手袋で作業して下さい。
容器は2つ用意します。
1つは薄め液のみの容器、もう1つはペンキ+薄め液の容器です。
薄め液ですが、絶対に購入して下さい。ペンキを薄めるだけでなく、汚れを落としたり、刷毛を洗う際にも必要です。
2つ容器を用意する理由ですが、薄め液だけの容器には、作業の途中に筆を置いたり、わざわざ薄め液の容器を開けないでペンキの濃度を調整できるようにするためです。
また、ペンキは薄めなくても使えますが、購入してあったペンキが妙に固かったので、薄め液を使用しました。
容器ですが、途中にも書きましたように、肉の容器を使ったら途中で溶けて大変なことになりました。
ビニールの下の新聞まで汚れました(床はギリギリセーフ)。でも、生きた心地がしませんでした。
なので、専用のバケツを使うといいと思います。

刷毛で塗る
あとは刷毛で塗るだけです。
コツとしては、ペンキをたっぷり刷毛に染み込ませない方がいいです。下に垂れてあんまり意味がないです。

細かいところは小さな刷毛で塗る
メタルラックは細かい部分が多いので、そういうところは小さな刷毛で塗ります。

2度塗りする
本来は1日空ける必要がありますが、今晩には完成させないといけないので、形だけでも2度塗りしておきます。
乾かす
2度塗りが終わったのが15:30です。ひとまずおおまかな作業は終了です。
20時まで乾燥させます。
筆を洗う
筆は薄め液で洗いました。結構これが面倒なんですよね。油性なので手は真っ黒になっちゃいますし、流しも汚れます。
なんで、100均で買って1度きり、っていうのでもいいと思います。
容器はそのまま捨てました。
組み立てる
乾かしたら組み立てます。
組み立てる際に、支柱のペンキが厚すぎたのか、プラスチックの留め具がやや浮いたようになり、結果として棚もちょっと浮いてしまいました。
それでも形にはなりましたので、大満足です。
メタルラックリメイクで出た処分品
・使い終わったスポンジヤスリ・紙やすり
・ペンキを入れる容器
消耗品を消耗したくらいで、特別に処分したものはありません。
メタルラックリメイクをしてみて
黒ペンキが余ったからやってみたリメイクでしたが、思いの外、自分の納得できる仕上がりになったので満足です。つや消しの黒だったからこそ良かったと思います。実際に黒くすると、すっきりして見えます。サビもなくなりましたし、何より自分が手をかけたので愛着も持てます。
メタルラックリメイクの経過報告
不具合や色味の変化など、経過は随時報告したいと思います。塗装が禿げているところがあったのですが、ゴミ箱のリメイクで黒ペンキを使ったついでに、禿げた部分だけ重ね塗りをしました。
この後棚を乗せる予定です。
→実際に棚を乗せました。