DIY道具・材料

黒塗料(アイアン塗料、黒板塗料、黒ペンキなど)の紹介

2016年2月15日

 私はDIYをするとき、ブライワックスと黒ペンキの男前インテリアで仕上げています。
 と、いうのは、以下のようなことがあるためです。

・同じ組み合わせで統一感が持てる
・そもそも新しいものを買い足す予算がない

 以前はブライワックスについてまとめてみましたが、今回は黒塗料についてまとめてみました。

水性ペンキと油性ペンキの違いは?ラッカー塗料って?

 水性塗料の特徴は以下のようになります。

・水で洗える
・伸ばすときも水を加える(油性ペンキの場合は石油系溶剤のうすめ液なので、余計なコストがかかる)
・定着させるために下塗りが必要
・水で濡れれば色が落ちる、ということではない(屋外でも水性塗料が用いられる)
・臭いが比較的少ない
・VOC(揮発性有機化合物)が少ない
・気温が低いと乾きにくい
・油性ペンキより早く乾く(水性は数時間、油性は半日など。ものによって異なる)
・耐久性は油性の方がやや上

 簡単にいうと、これの反対の性能を持つのが油性塗料です。つまり、

・洗うときはうすめ液を使う
・伸ばすときもうすめ液
・水に濡れても落ちない
・金属などにも簡単に塗れる
・臭いがきつい
・VOC(揮発性有機化合物)が多く含まれている(シックハウス症候群の原因)
・気温が低くても塗れる
・乾燥時間が長い
・耐久性が高い

 と、いった感じです。
 これ以外にラッカースプレーもあります。乾くのが10分~40分とダントツで早く、刷毛などがなくても塗れます。

水性ペンキと油性ペンキ、どっちがおすすめなの?

 水性ペンキと油性ペンキ、どちらも使用したことがありますが、おすすめなのは水性ペンキです。
 というのも、扱いやすいのは断然水性ペンキです。
 油性ペンキの場合、刷毛を洗うとしても、薄めるにしても「うすめ液」というものが必要になります。ただ筆を洗うだけでもうすめ液が必要なので、経済的ではありません。
 その点、水性ペンキは伸ばすときも洗うときも水を使いますので、経済的です。
 また、油性ペンキだと金属に塗りやすいという特徴がありますが、水性ペンキでも、とりあえずミッチャクロンのようなプライマーさえ塗っておけばほぼどこでも塗装できます。

黒塗料の紹介

アサヒペン 油性スーパーコート ツヤ消し黒(油性ペンキ)

 普段使っているのがこの油性ペンキです。出来上がりは文句なしのつや消しブラックです。メタルラックはこれのお陰で安っぽさがなくなりました。
 ただ、油性ペンキなだけあって、DIY初心者の私では扱いにくいなとも思いました。乾燥時間は1~5時間と長めですし、筆を洗うにしてもうすめ液が必要です。

アサヒペン 高耐久ラッカースプレー ツヤ消し黒

 同じつや消しブラックならラッカースプレーもおすすめです。ラッカースプレーですので、乾燥時間も20~60分と、短くてすみます。

アサヒペン ペンキ 水性スーパーコート 水性多用途 ツヤ消し黒(水性ペンキ)

 油性ペンキではなく、水性ペンキのつや消しブラック。乾燥時間は30分~3時間と油性ペンキよりも早め。今の油性ペンキが使い終わったら、スプレーかこちらに切り替える予定です。

ターナー色彩 チョークボードペイント 黒(水性)

 塗ったところが黒板になる、今流行りの黒塗料。黒だけでなく、なんと12色展開。
 カラーボックスをリメイクした後にこの塗料の存在を知ってしまったのですが、もっと早く知っていれば、カラーボックスの扉に使ってみたかったと悔やんでいます。ちょっとした木材にチョークでメッセージを書けるなんて、ステキですよね。
 ちなみに、同社から出ているマグネットペイントを下塗りすると、学校の黒板のように、磁石がくっつきます。

アイアン塗料 シュッペンパンザー

 塗ったものがアイアン風になるという黒塗料。これを紹介したくてこの記事を書きました。
 金属だけでなく、木材にも、プラスチックにも塗れます。今一番欲しい塗料です。お値段と送料が高くて買えていません…代わりに、つや消しブラックのペンキを使っている次第です。
 Amazon、楽天市場でも取り扱っていません。クロコアートファクトリーさんやtoolboxで取り扱いがあり、いつか購入したいと思っています。

ターナー アイアンペイント

 ただの黒ペンキより確実にアイアン風になるのがこのペンキ。以前はアイアン塗料といえばシュッペンパンザーでなかなか手が出しにくいお値段でしたが、ターナーのアイアンペイントは200mlで1,300円前後と手が出しやすい値段設定になっています。
 ターナー色彩のアイアンペイントについてまとめた記事はこちらです。
マルチプライマーがあれば金属やガラス面にも塗装できます。

黒マスキングテープ(カモ井加工紙 マスキングテープ mt CASA 100mm幅×10m巻き マットブラック MTCA1085)

 こちらは塗料ではなくマスキングテープ(紙)です。塗料とは違い、乾かす手間がないので楽です。
 幅は100mmと200mmがあります。カラーボックスの側板等であれば100mmを3列貼ると、それっぽい見た目になります。
 実際マスキングテープは壁紙にも使われているので、それなりの耐久性はあるのですが、毎日水拭きをするようなところや水がかかるところには不向きです。

黒ペンキを使ったリメイク例

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