DIY道具・材料

アイアン塗料なしでアイアン風に塗装するには?

2016年2月18日

 本当はアイアン風塗料を購入し、アイアン風に塗装していくつもりだったのですが、シュッペンバイザー本体の値段(1lで8,000円)と送料からして、主婦の手は届かないので、諦めて他の方法でチャレンジしています。
 作品と一緒に実験結果を紹介します。
※2017年1月にターナー色彩のアイアンペイントを購入しました。黒ペンキよりは高いですが、シュッペンバイザーよりは安く、容量も小さいので手が出しやすいと思います。インダストリアル風・男前インテリアインテリアを目指している方にはもってこいの塗料ですね。
 ターナー色彩のアイアンペイントについてまとめた記事はこちらです。

アイアン風に塗布する実験

 木材に黒ペンキを塗っていきます。
 元の木材はダイソー(100均)の植物用の木製ネームプレートを半分にしたものです。
【リメイク】ダイソーの木製ネームプレート(植物用)

黒ペンキやアクリル絵の具を刷毛で塗装する

 一番てっとり早いのが、黒ペンキを塗ってしまうことです。私はメタルラックやカラーボックスなど、「アイアン風に塗装する!」ということをすっかり忘れて塗装していましたが、なんとなくそれっぽく見えます。
 遠目で見る分には、十分アイアン風です。
【アイアン風】つや消し黒ペンキ×刷毛
 ちなみに黒ペンキを使ったリメイク品は以下のようになります。

ダイソー 黒板ペイント

 また、ダイソー(100均)に黒板ペイントという黒板塗料が売っていたので、こちらも試してみました。
 水性塗料なので扱いやすく、簡単につや消しの表現ができました。
 写真は1度塗りなので塗り残しがありますが、2度塗りすれば塗り残しはなくなるかと思います。
【ダイソー】黒板ペイント(黒板塗料)
【アイアン風】ダイソー黒板塗料

黒ペンキやアクリル絵の具を刷毛で「ポンポン」と塗装する

 同じ刷毛でも、「ポンポン」と付けるだけで、質感は異なるはず、ということで塗布しましたが、ペンキが緩すぎて通常と同じような結果になってしまいました。
【アイアン風】刷毛の塗り方を工夫してみる

黒ペンキやアクリル絵の具をスポンジで塗装する

 次にスポンジを使って塗装する方法です。「ボコッ」とした質感になるので、鉄が錆びて浮いてきたような感じを表現できるはず、ということで試しましたが、こちらもペンキが緩すぎましたので、黒ペンキのみの画像は省略させていただきます。
 ただ、サビ感を出したものは成功したので、紹介させていただきます。
 下地に赤を入れると赤錆感、青を入れると青錆感が出ます。硬いペンキでは、それなりに鉄っぽさを表現できました。
 下地にアクリル絵の具をスポンジで塗布後、乾いたら黒ペンキをスポンジで塗布しました。色を追求していけば、リアルな表現できるかもしれません。赤サビはもっと茶色に、青サビはもっと緑にすればよかったなと思います。
【アイアン風】赤のアクリル絵の具
【アイアン風】黒ペンキ×赤錆感
【アイアン風】青のアクリル絵の具
【リメイク】黒ペンキ×青錆感

黒ペンキやアクリル絵の具に木粉を入れて塗装する

 木粉を入れることによって、もっと「ボコッ」という感じを表現できます。
 粉が大きすぎると、乾いた後にポロポロ落ちてしまうので、細かい粉を使った方がいいと思います。
【アイアン風】木粉
【アイアン風】黒ペンキ×木粉

黒ペンキやアクリル絵の具に鉄粉を入れて塗装する

 どうせアイアン風にするのなら、と鉄粉を入れてみました。砂を入れる方もいらっしゃるようです。
 で、鉄粉の入手方法が分からず、砂にするか、砂鉄にするか悩みましたが、近くにありました。
 ホッカイロです。
 使い終わったホッカイロを分解して、中の砂を使うことにしました。
 鉄粉を混ぜて塗ってみた結果、木粉の方がアイアンっぽい気がしました(笑)
【アイアン風】鉄粉
【アイアン風】黒ペンキ×鉄粉

アイアン風な塗り方をしてみた結果

 黒ペンキだけでも、アイアン風といえばアイアン風です。棚など、遠目でしか見ないものは黒ペンキだけで十分かな、と思いました。
 アイアン風を極めたい場合には、木粉を塗布したあと、赤や青の下地を入れて、更にスポンジでポンポン叩くように塗れば、鉄感を表現できると思います。
 ちなみに、この木材はネームラベルとして活用しています。20枚で108円なので、1枚5.4円です。ちょっとしたネームプレートだったらこれで十分です。
【リメイク】ネームプレート

その他

 私は購入出来ていないのですが、アイアン風にするためには他にもいろんなものがあるようです。

ターナー アイアンペイント

 こんなものが出ていたとは…!
 Amazonの登録日をみると2016年10月となっています。見逃していました><
 こちらは水性ペンキで、刷毛で「トントン」と塗るとよりアイアン塗料のように見えるとのこと。
 ターナー色彩のアイアンペイントについてまとめた記事はこちらです。
マルチプライマーがあれば金属やガラス面にも塗装できます。
 200mlで1度塗りの場合、2~2.4m2塗装できるということで、通常のペンキよりは値が張りますが、Amazonでは1,500円前後と手は出しやすい価格設定ではないでしょうか。私も次のリメイクのときには絶対手に入れたいと思います。
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さびカラー

 どちらかと言うと模型ジオラマやプラモデル向け。

toolbox アイアン塗料

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