DIY道具・材料

ディアウォールってなに?簡単に壁面収納が作れるの?

2016年10月10日

ディアウォールってなに?

 ディアウォールとは、市販の2×4材で簡単に柱が作れるものです。
 賃貸でも簡単に柱を作ることができます。

柱を作ることの利点は?

 柱を作ることで壁に穴を開けることなく、時計をかけたり、ポスターやカレンダーをかけたりすることができます。
 ジャケットや帽子を引っ掛けるハンガーラック代わりに使うこともできます。

柱以外に何か作れるの?

 柱と柱の間に板を置くことにより、「棚」を作ることができます。組合せ次第で「壁面収納」を簡単に作ることができます
 例えば、以下のような棚を簡単に作ることができます。

ディアウォールとディアウォールの間に1本の2×4材を通す

【ディアウォール】2×4の棚板を作る
 柱と柱の間に2×4の板を通すことで棚板を簡単に作ることができます。この場合、棚板の奥行きは89mmになります。
 カウンターキッチンにちょっとした壁を作りたい、というときにぴったりのサイズです。
 漫画本(幅112mm)や文庫本(105mm)だとちょっと幅が足りないので、後ろや前に空間を設けることが必要です。

ディアウォールを2本ずつ、計4本使って奥行自由な棚板を作る

【ディアウォール】4本のディアウォールで丈夫な棚が作れる
 ディアウォールを棚板の厚み分幅を取って2本、2本と並べれば、好きな幅で棚を作ることができます
 奥行の幅が自由な棚を作るだけでなく、4本(もしくはそれ以上)で棚を支えるため、丈夫な棚を作ることができます。
 作り方次第ではキャットタワー(キャットウォーク)なども作れそうですね。

ディアウォール2本にL字金具で棚を作る

【ディアウォール】ディアウォールにL字金具で板を乗せる
 L字の棚受金具を活用することで、より安価に棚板を作ることができます。ディアウォールで作った柱にL字金具を付けて、その上に棚板を乗せる、というイメージです。

ディアウォールでパーティションや壁、ドア、ゲートも作れる

【ディアウォール】パーティション・壁・ドア・ゲートなど
 2本のディアウォールを使うことによって、簡単にパーティションを作ることもできます。
 同じ理屈でベビーゲート(ベビーフェンス)やドッグゲート簡易的なドア等も作れます。
 複数組み合わせることで壁も作れます。賃貸でも持ち家でも簡単に壁を作ることができますので、生活環境に合わせて壁の取り外しや移動ができます

ディアウォールを使うことの利点は?

ディアウォールは賃貸でも使える

 ディアウォールは賃貸でも柱や棚を作ることができます
 賃貸は収納に限りがあります。大型の家具を持ち込むのも手間ですし、引越しを考えると、簡単に持ち運びができるものがいいですよね。
 ディアウォールは取り付けも取り外しも簡単です。難しすぎる構造の棚を作らなければ、引っ越しもそんなに面倒ではないと思います。

壁に穴を開けなくていい

 何よりの利点は、壁に穴を開けないことです。
 賃貸で一番困るのは、ちょっとしたものに穴を開けることができない点です。
 カレンダーを引っ掛けるにしても、時計を掛けるにしても、「ちょっと穴を開けられればこんなに頭を悩ませないのに…」という点がいくつも出てきます。
 ディアウォールがあれば、2×4の柱材ができますので、「ちょっと穴を開けたい」という欲求を解消してくれます。ポスターもカレンダーも時計も引っ掛けられますし、使い方次第ではハンガーラックや帽子かけとしても使えます。

自分にぴったりの壁面収納や柱を作ることができる

 柱としてではなく、収納としても使えるのがディアウォールの利点です。ディアウォールとディアウォールの間に2×4の板を置けば簡単に棚ができますし、やろうと思えば複雑な棚を作ることもできるのです。

ディアウォールの注意点は?

耐震補強ではない

 ディアウォールのパッケージにも書かれていますが、耐震補強を目的としての使用はできません。突っ張っている分、地震には強そうですが、あくまでもそういう目的での使用はできません。

塗装にこだわると通常の壁面収納より高くつく

 ディアウォールで柱を1本作る場合、2×4の木材(600円程度)+ディアウォール本体(800円程度)で1,400円程度が最安値だと思います。
 棚を作る際には最低でもこのセットが2セット(2,800円)に棚板(200円程度)で最安でも3,000円程度かかります。
 こうやってみると、棚板を増やしたり、複雑な構造の棚・壁面収納を作ろうと思うと、どんどん値段が跳ね上がり、最終的には既製品を買った方が安かった、ということにもなりかねません。塗装をこだわれば更に値段も上がります。
 例えば下記の突っ張りパーテーションであれば4,500円程度ですし、75cmの壁面収納であれば8,000円以内で購入もできます。

傷つきにくいが傷つくこともある

【ディアウォール】ディアウォールの位置合わせで壁紙に傷がつく
 傷つきにくいのがディアウォールの売りですが、位置合わせの際にズレて壁紙が僅かに剥がれる、ということはあります。
 また、2×4材で長さも必要ですので、この木材を持ち運んでいる間に壁紙に傷がつく、ということも多いにあります。

ディアウォールを使ったDIY・リメイクアイテム

ディアウォールを買うのはどこがいい?

 おすすめはAmazonで900円を切ったときです。
 私はホームセンターで購入しましたが、1,200円ほどでした。特に壁面収納を作る際は、ディアウォールで柱を何本も作る必要があるので、400円は大きいです。

 また、ホームセンターで2×4材を買っても家まで持ち帰る手段がない、という方は、下記のようなセット販売もあります。

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