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ディアウォールやラブリコに引き戸を付けて食器棚を隠すリメイク

2018年5月15日

ディアウォール(ラブリコ)×引き戸をリメイクしました

 こちらに「棚(食器棚)を隠す方法」という記事をまとめていますが、最近の我が家の食器棚は限界を迎えていました。
 主人と一緒に暮らしはじめて数年、やはり食器棚に入れるアイテムもそれなりに増えます。特に問題になったのが今まで冷蔵庫の上に置いていた電子レンジをメタルラックの食器棚に移動しなければならなくなったこと。食器棚に「置く」ことはできても「見た目」が気になるようになりましたし、「もっと大型の収納でストレスを減らしたい」とも思うようになりました。
 このため、ディアウォールやラブリコを使って食器棚に「扉(ドア)」を付けることにしました
 今回は食器棚そのものを新しく作りましたが、メタルラックを「覆う」形でも扉(引き戸)を付けられる方法になります。

採用した扉について


 キッチンが広くないので、丁番で付けられる「開き戸」は不採用でした。
 最も付けたかった「折戸」は既製品の建具では数万円するので却下、代わりに狭いスペースでも比較的使いやすい「開き戸(両開き戸)」を採用することにしました。

予算について


 最近はリサイクルショップでも良いものが手に入るので、「リサイクルショップの食器棚より安いものを」ということで、今回は食器棚全体のリメイク(棚板含む)として1万5千円程度でした(塗料やネジ等の小物を含めると2万円程度)。

引き戸×カーテンレールについて


 今回、引き戸&レールを買う予算がなかったので、レール部分はカーテンレールを使用しています。本来の使い方ではありませんし、耐荷重にも問題があると思うので、おすすめの作り方ではありません。何卒ご了承ください。
 また、この作り方で自己や怪我等されても責任は一切負いませんのでご理解のほどお願いします。

ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクのbefore

ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクのafter


ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクの材料費

【柱】
・2×4 8f(38×89×2438) 598×4本=2,392円
【梁】
・1×4 6f(19×89×1820) 208×2本=416円
【扉】
・コンパネ 3×6(12×900×1800) 1,280×2=2,560円
・ポプラ 集成材(12×40×1820) 308×2=618円(幅の調節用。基本的には不要)
【接着関係】
セメダイン 木工用接着剤 速乾 500g CA-235 511円
【塗装関係】
ワトコオイル ダークウォルナット W-13 1,220円
カンペハピオ オイルステインA オーク 300ml 1,180円
味の素 べに花油 600g 624円
【レール関係】
TOSO 伸縮カーテンレール シングル(長さ調節可能) 498×2=996円
・ダイソー 配線カバー 108×2=216円
ヒートン 10個入り 99円
・ボルトM4 5個入り 173×2=346円 
【その他】
・ビス
・L字金具
LABRICO(ラブリコ)(ディアウォール代わり) 880×4=3,520円
戸車(30mm 2個入り)168×2=336円
取っ手 257×2=514円
・木材カット代 250円









ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクの道具代

 ディアウォール(ラブリコ)×引き戸をリメイクするのに必要な道具です。
【計測】
・メジャー 元々あったもの=0円
【その他】
・ダイソー 水平器 108円
ハタガネ 約1,700円(メタルラック2で購入済み)
のこぎり 1,522円(メタルラック2で購入済み)
・彫刻刀 元々あったもの=0円(戸車設置用)



ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクのその他消耗品代

 ディアウォール(ラブリコ)×引き戸をリメイクするのに必要なその他の消耗品などです。
【服装】
・汚れてもいい格好 元々あったもの=0円
・軍手 元々あったもの=0円
・マスク 元々あったもの=0円
【養生用】
ブルーシート #3000 1.8m×2.7m 475円×2=950円
・新聞紙 130円
【接着関係】
・ダイソー メッシュ両面やすり#60 108円
・ダイソー メッシュ両面やすり#240 108円
【その他】
・雑巾・ウエス 元々あったもの=0円




ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクの作業時間

 棚板と合わせて丸2日かかっています。

ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクにおいて、参考にさせていただいたサイト様

『団地でDIY』洗面所に扉を作ります
『団地でDIY』洗面所に扉・・・さらに続編
【おうち大改造】作ったドアは〇〇を使って引き戸にします!!

ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクの作業手順

扉の板(合板)について



 今回は安く仕上げるためにコンパネを使用しました。コンパネより安いものになると構造用合板等になると思います。
 コンパネなので、正直内装用には向きません。比較的安価でおしゃれな扉を作りたいのであればシナ合板を使うか、SPFをつなぎ合わせるのがいいと思います。
 また、今回の扉は64cm幅なのですが、コンパネ等の合板で作るのであれば64cm幅にカットしてもらうのが簡単だと思います。今回は余ったコンパネで棚板も作る予定だったので、60cm幅にカットしてもらい、足りない部分は板材をハタガネでくっつけました

カーテンレールを付ける


 一般的な引き戸に関しては、引き戸用のレールだけで2~3万円なので、今回の予算では到底手が届きません。そのため、今回はカーテンレールを使用しています。
 1×4材のうち、上側(梁)にはカーテンレールを付けます。

敷レール(配線カバー)を付ける


 もう1本の1×4材(下側)には敷レール代わりの「配線カバー」を取り付けます。この敷レールに関しては、後からでも取り付け可能です。

引き戸にヒートンを付ける




 引き戸はヒートンを付けてカーテンレールで吊ることにしました。厚さ方向でちょうど中央になる位置にヒートンを付けます(ちょっとでもずれると外れる)。また、ヒートンの飛び出る長さも調節します(同じくちょっとでもずれると外れます)。
 最終的にヒートンとカーテンレールはボルトで接続しましたが、もっといい方法もあるような気がします。その際には追記したいと思います。

引き戸に戸車を付ける



 上部は「吊り戸」にしていますが、カーテンレールだけで固定するのは耐荷重的に無謀なので、下部には戸車を付けています。
 戸車を付ける際には彫刻刀&電動ドライバーででドアの下部をカットしました。

ワトコオイル&オイルステインで塗装する



 塗装はワトコオイルを使用しました。伸びがいいので「ササッ」と塗ることができる反面、木材への吸込みが良すぎてすぐになくなります。
 足りなかった分はオイルステイン+紅花油でオイルフィニッシュで塗布しました。

設置する


 4隅にラブリコを使って柱を設置します。水平器があるとまっすぐに柱を立てることができます。

手前側に「梁」を設置する


 手前の柱にカーテンレールを取り付けた「梁」を設置します。最初に、下に敷レールとなる1×4材を置いて高さを調節し、カーテンレールを取り付けた「梁」を水平に取り付けます。これも水平器があると便利です。

扉を入れる



 扉を入れる側の柱を一度取り外し、扉(引き戸)をカーテンレールに入れ、再び取り付けます。

梁・敷レールを固定する



 梁と敷レールを固定します。

取っ手を付ける


 塗装後に付けるべきだったのですが、取っ手を付け忘れてしまい、後から設置しました。これで完成です。

ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクで出た処分品

 使用していたメタルラックは衣類収納棚になりました。

ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクをしてみて

 ヒートンとカーテンレール、更にネジを使った方法は正直NGでした(汗)意外とヒートンの高さをあわせるのが難しくガタガタ音がしますし、そのせいでネジが緩んでしまう、という悪循環でした。
 やはり前述の「参考にさせていただいたサイト様」のように、横からカーテンレールの部品を打ち付けるのがベストだと思います。

ディアウォール(ラブリコ)×引き戸リメイクの経過報告

 不具合や色味の変化など、経過は随時報告したいと思います。

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